湯村温泉　のんびり景色を楽しむ散策コース

温泉旅行の予定を立てられている方の中には、「温泉を楽しむだけではなく、そこでしか見られない綺麗な景色も見ておきたい！」という方も多いかと思います。
まさに湯村温泉を旅行地に決められている方も居られるでしょう。
湯村温泉に訪れた際には、ぜひ歩いていただきたい散策コースがあります。
本記事ではそんな湯村温泉の近くにある観光スポットを含んだ、のんびり景色を楽しむ散策コースをご紹介していきます。

竹田城跡

竹田城跡は、標高が353.7mある古城山の山頂に築かれている山城です。
古城山の全体の山が「虎が伏せている姿」に見えることから、別名では「虎臥城（とらふすじょう/こがじょう）」などと呼ばれています。
天守台・本丸を中心として三方向に向けて曲輪が配置され、その縄張り規模は東西の方向に100mほど、そして南北の方向に400mほどあり、完全に存在する石垣遺構としては全国でも屈指の規模を誇っています。
秋から冬の季節にかけて、快晴の日の早朝には朝霧が発生することもあり、但馬地方の風物詩ともされています。
その雲海に包まれた姿、そして竹田城から見下ろした時の景色はまるで「天空に浮かぶお城」をイメージさせ、それがいつしか「日本のマチュピチュ」や「天空の城」と呼ばれるようになったのです。
この不思議な風景を一目見たいと、毎年多くの人が訪れる観光地となっています。
また平成18年には「日本100名城」にも選ばれ、さらに平成24年には「恋人の聖地」としても正式に認定されています。

上山高原

兵庫県北部にある鳥取の県境、扇ノ山の山麓に広がるのが上山高原です。
落葉広葉樹の森が周りを取り囲んで一帯となっており、「ツキノワグマ」などの貴重な生態系を育んできました。
そのほか、森には国の天然記念物でもある「イヌワシ」も2匹つがいとなって生息しており、この状況は全国的に見ても貴重であるとされています。
また桂の滝・シワガラの滝・魚止めの滝といった大小さまざまな滝がありますが、一つ一つ個性が異なるため、どれを見ても感動すること間違いありません。
秋になると上山高原にはススキの草原が一面に広がり、紅葉との綺麗なコラボレーションを楽しむこともできます。

鳥取砂丘

鳥取県鳥取市内にある広大な海岸砂丘として知られているのが、「鳥取砂丘」です。
日本三大砂丘の一つとして数えられており、観光できる砂丘としては国内最大規模を誇るとされています。
南北にはおおよそ2.4km、東西にはおおよそ16kmに広がっており、その中でも観光地にあたる砂丘周辺は天然記念物としても指定されています。
砂丘会館の向かいにはメインとなる入口があり、その周りにはお土産店やレストハウスといったものがそろっています。
砂丘の最大の魅力としては、風や潮流によって変わる砂の形の表情です。
昼と夜はもちろん、季節に応じて豊かな表情を見せてくれる「風紋」「砂簾」といった砂の模様は、自然が織りなす壮大なアート作品です。
気候はもちろん時間帯によってもその風景が変わるため、良い時間帯というものはありませんが、風や潮流によって作られる「風紋」が美しく見られるのは、まだ足跡のつかない早朝の時間帯です。
また24時間いつでも見学可能な点も鳥取砂丘の魅力の一つであるため、砂丘近くで宿泊して朝早くに散歩で訪れてみるというのもおすすめです。

おわりに

本記事では湯村温泉の近くにある観光スポットを含んだ、のんびり景色を楽しむ散策コースをご紹介しました。
湯村温泉の周辺にはさまざまなスポットがあります。
温泉に加えてお土産選びやグルメを楽しむのも良いですが、ご紹介したような景色の良い場所に訪れて散歩を楽しんでみるのもおすすめですよ。