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温泉で起きる「湯あたり」ってどんな症状?対処法は?

温泉に入る際、少し注意しておきたいのが「湯あたり」という症状です。
本記事では温泉で起きる「湯あたり」とはどんな症状なのか、またその対処法についてもあわせてご紹介していきます。

温泉で起きる「湯あたり」ってどんな症状?

温泉に何度も入った時や長時間温泉に入り続けている時など、温泉成分が身体に影響を及ぼして引き起こされる頭痛・めまい・吐き気などの体調不良を全般的に「湯あたり」と言います。
温泉成分が影響を及ぼしていることから、湯あたりは温泉でのみ引き起こされる症状であり、自宅のお風呂や銭湯では起こりません。

「湯あたり」の原因とは?

「湯あたり」を引き起こしてしまう原因としては、2つ考えられます。
1つ目は、「自分の身体に温泉の泉質が合っていない場合」。
2つ目は、「良い効果が表れる前の好転反応」。
湯あたりを引き起こしてしまったら1日は休むようにし、身体を回復させるようにしましょう。

「湯あたり」になった時の対処法について

湯あたりになった時の対処法

万が一「湯あたり」を引き起こしてしまった際も、その対処法を覚えておくことで慌てることなく対処できます。
入浴中に気分が悪くなる・視界がぼやける・クラクラとすると感じた場合には、ゆっくりとした動作でお湯から上がるようにして、座る・横になるなどの姿勢で休憩するようにします。
一人で温泉に来ている場合には周辺の人に声をかけて、スタッフを呼んでもらうようにしましょう。
お湯から上がってから脱衣所に行く最中や、脱衣所で着替えを行っている最中に湯あたりが引き起こされてしまうこともあります。
「いつもと様子がおかしい気がする…」と感じた場合には、「我慢すれば大丈夫だろう」と思うのではなく、座る・横になる体勢をとるようにしましょう。
「自分は元気だから」「普段は何ともないから」と思い込んで我慢する方も居られますが、湯あたりは誰でも引き起こされてしまうことがあります。
体調がおかしいと思ったら無理に入浴し続けるのではなく、お湯から上がって休憩するようにしましょう。

「湯あたり」にならないための予防法

湯あたりの予防法とは

「湯あたり」にならないための予防法をいくつかご紹介します。

入浴前に水分補給をする

温泉に入ると自分が思っている以上の汗をたくさんかきます。
水分補給をしっかりと行ってから温泉に入ることで、体温調節がしやすくなるためおすすめです。

かけ湯をする

温泉に浸かる前にまずは手足から全身に向かって「かけ湯」を行い、温泉の温度に身体を慣らすようにしましょう。

休憩をこまめに挟む

「湯あたり」は、温泉に入浴して体温が上昇することで引き起こされることが多いです。
身体が温まってきたなと感じたらお湯から上がり、一度休憩して体温を下げるようにしましょう。
「少し休憩した後に再度入浴して温まる」といったように、少しずつ身体を温めることで体調も崩しにくくなります。
また、温度が高いお湯に長時間浸かることも避けるようにしましょう。
熱い温泉は短時間、ぬるい温泉でも汗を額にかき始めたら一度お湯から上がって休憩することを意識して入浴することをおすすめします。

濡れタオルなどで頭を冷やしながら入浴する

体温が上昇して血流が増えるとのぼせの症状が現れます。
そうならないよう、水で絞った濡れタオルを頭に乗せながら入浴することで、体温が上昇しすぎてしまうことを防止できますよ。

おわりに

本記事では温泉で起きる「湯あたり」とはどんな症状なのか、またその対処法についてもあわせてご紹介しました。
「いつも長時間お風呂に入っているから自分は大丈夫」と思い込むのはNGです。
とくに旅先であれば1日の疲れが出ていたり、多少体調に変化が見られたりするもの。
無理をしてしまうと、せっかくの温泉を十分に満喫できないこともあるでしょう。
湯あたり予防法を押さえた上で、対策しながら温泉を楽しんでみてくださいね。