湯村温泉郷 御宿コトブキ

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入浴前に確認!冬場の温泉の入浴で注意しておきたいこと

2022.12.21

寒い日に入るお風呂はとても温まり、幸せな気持ちになれます。
しかし寒い冬場の温泉では、ほかの季節とは違って注意しなければならないポイントがいくつかあるということをご存知でしょうか?
冬の温泉旅行をより快適かつ安全なものにするためにも、注意点についてはしっかりと押さえておきたいところかと思います。
本記事では入浴前に確認しておきたい、冬場の温泉の入浴時の注意点についてご紹介していきます。

冬場の温泉では「ヒートショック」に注意

冬場の温泉では「ヒートショック」の症状に注意するようにしましょう。

「ヒートショック」は何故起こる?

冬の寒さが厳しくなってくると浴室・脱衣所などの気温差が大きくなり、寒冷刺激により血圧が上がってしまいます。
そこから熱いお湯に浸かることによって血管が拡張してしまい、今度は血圧も急激に下がってしまいます。
また冬場には、浴室温度と湯船の温度も冬場は広がってしまい、血圧が大きく上がったり下がったりすることで、いろいろな症状・病気といったものが引き起こされ、危険な事故につながってしまうことがあるようです。

ヒートショックの影響を受けてしまいやすい人とは?

ヒートショックの影響を受けてしまいやすい人の特徴としては、65歳以上の高齢者・高血圧や糖尿病といったものによる動脈硬化の診断を受けている人・睡眠時無呼吸症候・不整脈といった診断を受けている人などが影響を受けやすいとされています。
また、熱いお風呂が好きという方や飲酒直後にお風呂に入ることが多いという方も要注意です。

注意1:脱衣所・浴場が暖かい状態であるか確認

脱衣所・浴場が暖かい状態

急激な温度の変化によって身体への負担が大きくなり、事故につながる危険性も高くなってしまうため、入浴前にはある程度身体を温めておく必要があります。
そのため温泉に入る前には、まず脱衣所や浴場が暖かい状態であるかを確認しましょう。
脱衣所は温泉の蒸気などで暖まっていることもありますが、場所によってはストーブなどが設置されている場合もあります。

注意2:温泉の温度と浸かる時間にも注意

温泉のお湯は41度以下、そして温泉に浸かる時間は10分程度を目安としておきましょう。
あまりにもお湯の温度が高いと血圧が急上昇してしまいます。
そのため、たとえば温度が高い温泉であれば湯口から少し離れた所の、温度が下がった場所から入るようにするのが良いでしょう。
また、あまりに長湯をしてしまうと、のぼせ・湯あたりといったものが原因となって意識障害を引き起こしやすくなるためです。
一方、半身浴の場合は体温上昇がゆっくりであるため、心臓にかかる負担はそれほど高くありません。
しかし、半身浴の場合でも、長湯をしてしまうと体温が同じように上昇してしまうことがあるため油断は禁物です。

注意3:入浴前に限らず入浴後にもコップ1~2杯の水を飲む

入浴後にも水を飲む

脱水症状は血液がドロドロとしている状態であるため、血液の粘り気も増加し、「血の塊」が生じやすくなってしまいます。
血の塊が起きやすい状態になることで、さまざまな症状・病気といったものを一層引き起こしやすくさせてしまいます。
入浴前に水分摂取を積極的に行う方は多いですが、入浴前に限らず入浴後にもコップ1~2杯分程度の水を飲んでおくことをおすすめします。

おわりに

本記事では入浴前に確認しておきたい、冬場の温泉の入浴時の注意点についてご紹介しました。
こういったように冬場の温泉では、いくつか注意しておかなければならないことがあるのです。
中でも「ヒートショック」には十分注意するようにして、声かけを行ったり、一人ではなくなるべく複数人で入浴したりといった対策を行いながら、安心・安全な入浴を心がけるようにしましょう。