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寒さの厳しい冬にこそ入りたい!冬の温泉の楽しみ方

寒さの厳しい冬の季節になると、温かい温泉に入りたくなりますよね。
温泉に入ることで身体の芯からポカポカと温まることができ、冷えをしのぐことができます。
しかし寒い冬だからこそ、温泉に入る時に気をつけたいポイントというのがいくつかあります。
ポイントをきちんと押さえたうえで、冬の温泉を思う存分楽しみましょう。
本記事では寒さの厳しい冬にこそ入りたい、冬の温泉の楽しみ方についてご紹介していきます。

寒さが辛くてもまずは「かけ湯」から!

温かいお湯に浸かることで、血の巡りが良くなるということはよく知られているのではないでしょうか?
冬の季節は外の気温が低くなっているため、その分血管も収縮します。
そういった中で、急に熱めのお湯に浸かると血圧が一気に上昇してしまいます。
これにより血液の流れが急に悪くなるため、血液が詰まったり破れたりといった「心筋梗塞」「脳梗塞」などにつながる恐れもあるのです。
これらを防ぐには、寒さが厳しくともまずは入浴前に「かけ湯」を行ってください。
心臓から一番遠い足元から順番に身体にかけていくようにし、冷えた身体をお湯に慣らしていくようにしましょう。
お湯に十分慣らした後で、湯船にしっかりと浸かってください。

入浴前には水分補給をしっかりと!

入浴前には水分補給

入浴中はカロリーを消費するため、入浴前には水分補給を十分に行うことが大切です。
長時間入浴することで倦怠感や吐き気などの症状が現れる「湯あたり」を上手く防止するには、ビタミンCを含んだ緑茶を飲むのがおすすめです。
とくに、血液がドロドロとしている方は要注意です。
入浴中は血液の巡りが良くなるため、血液がドロドロしている方は血液の流れが詰まってしまいやすく非常に危険だと言えます。
水をコップ1杯程度飲み、身体の血液の流れを良くした状態で温泉を楽しむようにしましょう。

湯船から出る際にはゆっくりと出ましょう

入浴直後にふらつく「立ちくらみ」を経験されたことがある方も多いのではないでしょうか?
入浴後に起こる「立ちくらみ」の原因のほとんどは、熱めのお湯に長時間浸かり続け、急に立ち上がることによって全身を巡る血液が下半身に急に流れていき、脳の血液量が急激に不足することで起こってしまいます。
この立ちくらみを防ぐためには、できる限りゆっくりと行動するようにしましょう。
すぐに湯船から上がろうとするのではなく、「肩まで浸かっている」→「おへそまで浸かる」→「足だけ浸かる」→「ゆっくりと湯船から出る」といったように、少しずつゆっくりとお風呂から上がるようにするのがポイントです。

飲酒後・食事後すぐの入浴は避ける

飲酒後・食事後すぐは避ける

飲酒後の入浴は、ふらついて転び、思わぬケガをしてしまうことや、血圧を大きく低下させるなど危険が多く伴います。
飲酒後に入浴することの危険性は寒い地域だけでなく、日本全国どこであっても同じことが言えます。
そのため食事とともに飲酒をした後は、十分に酔いが覚めた状態で行うようにしましょう。
また、食事後すぐも消化不良を起こしてしまうこともあるため、避けるようにするのがベターです。

おわりに

本記事では寒さの厳しい冬にこそ入りたい、冬の温泉の楽しみ方についてご紹介しました。
寒さの厳しい冬はやはり温泉で身体を温めたいですよね。
しかし寒さが厳しい冬の季節に温泉に入る場合は、ご紹介した注意点をきちんと押さえたうえで入浴するようにしましょう。
また自分の体調・身体の状態の様子を見ながら、無理せずに温泉を楽しむことが何より大切です。
もし心配な症状や元々の疾患があるという場合には、温泉に入る前に医師に相談したうえで安心・安全に温泉に入浴するようにしましょう。